佐々木朗希「中8日登板」にメジャースカウト困惑…《カラダの問題?》《首脳陣の評価の問題?》

公開日: 更新日:

 佐々木朗希(22=ロッテ)が新たな球種を習得中だという。

「チェンジアップですよ」と、ロッテOBがこう続ける。

「今季はストレートを狙い打ちされるケースが多い。それだけに球速を落とした変化球を手の内に入れ、投球にメリハリを付けたいのでしょう。フォークもスライダーも140キロ台だけに、チェンジアップを覚えれば持ち球の球速差はグンと広がる。以前はカーブを覚えようとしたのですが、うまくいかなかったのかもしれません」

 今季から新たに従来のものに加えて、タテのスライダーを投げているが、さらなる球種を身に付けようとしているようなのだ。

 メジャー挑戦に向けて着々と準備を進めているようにみえるが、懸案事項もある。

「気になるのは今回の登板間隔です」と、ア・リーグのスカウトがこういう。

「ロッテは3日間、試合がなかったことでローテーションを組み直したのでしょう。CS争いのかかった対楽天4連戦の初戦に中6日で安定感のあるカイケル(36)を起用したのは理解できるとして、佐々木は翌日でも翌々日でもなく、中8日も空けたこの日の先発だった。チームにとって大事な時期です。エース級は最低でも中6日で回るべきなのに、本人がもっと間隔を空けないとキツいと言い出したのだとすればあまりにも自覚がないし、そうでなければ首脳陣はこの時期に佐々木をアテにしていないことになる。状態が良くないのかもしれません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン