藤川阪神にOBからの“雑音対策”…口うるさい岡田前監督、YouTuber掛布雅之氏の動向はいかに

公開日: 更新日:

 阪神藤川球児新監督(44)が1月31日、キャンプに向けて沖縄入り。空港で地元関係者から歓迎を受けた。

 昨季2位の阪神はこのオフ、目立った補強の動きはなし。FA権を取得した大山、坂本らが残留したものの、投手2人、野手1人の新外国人選手を獲得した程度だ。2年ぶりの優勝に向け、現有戦力の底上げは不可欠だ。

「球団は、就任1年目の藤川監督が思う存分動けるよう手を打っています」とは、コーチ経験のある球界OBだ。

 キャンプでは球団OBを中心とした評論家諸氏が現地を訪れ、新戦力や練習内容などを論評する。特に阪神は熱狂的なファンとメディアを抱えており、監督が批判を浴びるケースは少なくない。

「藤川監督は指導者経験がないにもかかわらず、44歳という若さで就任。中堅以上のOBからはやっかみの声も出ており、『練習が緩い』『選手に甘い』など、アレコレ言われる恐れもある。中でも一番口うるさいのが、一昨年にリーグ優勝、日本一に導いた岡田彰布前監督です。ただでさえ歯に衣着せぬ発言をするうえ、昨季まで実際に指揮をとった。そんな名将から何か言われようものなら、藤川監督も黙って聞くしかない。しかし球団は昨オフ、岡田前監督に『オーナー付顧問』のポストを打診。名誉職ながら年俸1000万円以上といわれる好待遇で迎え入れた。岡田前監督も何か思うことはあっても、球団に属している以上は表立って批判できないでしょう」(前出のOB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景