2025年明治安田Jリーグ「3強」を軸としたV争いの行方と見逃せない若手選手たち

公開日: 更新日:

 13日のガンバvsセレッソの大阪ダービーで2025年の明治安田Jリーグが開幕した。トップ3の神戸・広島・町田は今季も優勝を争うのか? 見逃せない若手選手は誰か? サッカーダイジェスト元編集長・六川亨氏に占ってもらった。

  ◇  ◇  ◇

 Jリーグ開幕を告げるスーパー杯・神戸戦でチームの充実ぶりを見せ付けたのが、10年ぶりの優勝を狙う広島である。

 4年目を迎えるドイツ人のスキッベ監督の推し進める「攻撃サッカー」「規律の遵守」「若手の抜擢」が浸透。オフの積極補強も奏功してチームの厚みがグンと増した。

「磐田から新加入のFWジャーメイン良は、神戸戦にフル出場して得点こそ奪えなかったが、CFとしての能力の高さを存分に発揮。チームメートとの連係もスムーズだったし、献身的な守備も健在だった。2年目のMFアルスランは左シャドーから効果的な攻撃を繰り返し、右SB中野の積極果敢な攻撃参加も目立った。湘南から移籍した22歳MF田中はボランチで機能し、プロ2年目の18歳MF中島とのコンビプレーも冴えていた。3DFを形成する佐々木、荒木、塩谷の完成度の高さも光った。優勝争いをリードしていくと見ます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波