ヤクルト村上宗隆を悩ます2つの葛藤…メジャー挑戦へ踏むべきはアクセルかブレーキか

公開日: 更新日:

 日本最後となるであろうシーズンの一歩目を、ようやく踏み出した。

 ヤクルト村上宗隆(25)が昨8日、二軍での西武戦で実戦復帰し、2打数1安打。2打席目に中前打を放ち、三塁守備もこなした。二軍で調整中の3月中旬に上半身を痛め、リハビリ組に合流。開幕一軍とはならず、今月3日の時点で「まずは痛みをなくさないとダメ。そこをやってからという感じ」と話していたように、まだ万全ではない。この日の試合後も「全力ではないが、ある程度は注意してやった」と話した。

 今オフはポスティングによるメジャー挑戦が濃厚。ようやく実戦の舞台に立つことができたものの、だからこそ、今後の調整はより難しくなる。

「大胆」な村上は本人にこう語りかけるだろう。

“無理をするなと言われても、渡米前年に結果を出せば、メジャーからの評価はさらに高まる。出場試合数が少ないと、故障を理由に不利な契約を迫られかねない。ここは多少の無理をしてもアクセルを踏むべきではないか”

 一方、「慎重」な村上はこう押しとどめるはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後