佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

公開日: 更新日:

 ドジャースは開幕ローテを担っていた5人のうち、グラスノー(31)とスネル(32)が故障で離脱。佐々木が求められるのはなおさらローテを守り、先発の仕事を果たすことだ。

 実戦でメジャー球を扱うようになって3カ月がたとうとしている。球速を上げると制球がままならない原因が滑りやすいメジャー球にあるとすれば、今後も当分、160キロは封印するつもりだろう。

 佐々木はここまで、無失点で抑えた試合がない。5回以上投げるようになった前回までの4試合は1、2、3、3失点。球種が少ないうえに、あえて球速を抑えた「ごまかしながらの投球」がいつまでもメジャーで通用するとは限らないとはいえ、援護があれば勝ち星が付くパターンは今後も続きそうだ。

 メジャー挑戦が決まった後、本人は「マイナーから這い上がって世界一の選手になれるよう頑張る」と言った。が、このままでは「世界一」どころか「並」の投手で終わってしまう気もするのだ。

  ◇  ◇  ◇

 これまで味方に大きく助けられてきた佐々木だが、元来の「自己チューぶり」が露呈したら、あっという間にド軍ナインの心が離れてしまうかもしれない。いったいどういうことか。いま、「もっとも気を付けるべきこと」とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  5. 5

    オリックスまさかのドラフト戦略 「凶作」の高校生総ざらいで"急がば回れ"

  1. 6

    ヤクルト2位 モイセエフ・ニキータ 《生きていくために日本に来ました》父が明かす壮絶半生

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    “代役”白石聖が窮地を救うか? 期待しかないNHK大河ドラマ『豊臣兄弟』に思わぬ落とし穴

  4. 9

    福山雅治は"フジ不適切会合参加"報道でも紅白で白組大トリの可能性も十分…出場を容認するNHKの思惑

  5. 10

    バスタオル一枚の星野監督は鬼の形相でダッシュ、そのまま俺は飛び蹴りを食らった