佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及
「関節鏡視下に炎症を来した滑液包の掃除や肩峰の前下面を切除したり、烏口肩峰靱帯を切離することもあります。軽症であれば、2週間程度で投球練習を再開できる可能性はあるものの、佐々木投手は戦列を離れている間、体のどこに不調があったのか、投球フォームやリリースポイントに問題がなかったかなど、インピンジメントを患った原因を特定する必要があると考えます。原因を特定しないまま、痛みが緩和して戦列に戻っても、再発する恐れは十分にあります」
原因によっては根本からフォームをつくり直す作業が必要になるかもしれない。
同僚の救援右腕マイケル・コペック(29)は今季開幕直前の3月18日、同じインピンジメント症候群で15日間のIL入りとなったが、症状は改善せず、60日間のILに移行され、今月9日になってようやくマイナーでリハビリを開始したばかりだ。