横浜F・マリノス「身売り」待ったナシ…チーム低迷、母体の日産自動車は6708億円の巨額赤字
日産は、米国の関税政策が26年3月期の営業利益を最大で4500億円押し下げるとの試算もあり、「サッカーと野球を道連れにして日産を去っていくのでは」と話す地元関係者もいるほどだ。
「横浜Mの本拠地・横浜国際総合競技場(日産スタジアム)の命名権契約(5年)が26年2月28日に終了するが、今のところ日産側からは継続の申し出が届いていないという報道もある。地元横浜では、消滅した横浜フリューゲルスを源流とするJ1の横浜FCに吸収合併されて<横浜シティーFC>といった新たなクラブ名でリスタートするのがベスト、との声も聞こえてきます」(サッカー関係者)
J1とJ2を行ったり来たりのエレベータークラブの横浜FCは財政的に恵まれているわけではないが、「合併はむしろ戦力的にも集客的にも渡りに船でしょう」とは前出のサッカー関係者である。