巨人「地獄の交流戦」再び…2014年を最後にVなし “事件”連発の鬼門ZOZOマリンからスタート

公開日: 更新日:

■13連敗の2017年と酷似した状況

 巨人はお得意さまだった中日に2連敗と負け越してパとの対戦を迎える。これも不吉である。交流戦に4連敗で入った17年の苦すぎる過去があるからだ。

「就任2年目の高橋由伸監督は、オフに30億円ともいわれる大補強を敢行した。だが、交流戦に入ってからも負け続け、13連敗という球団ワースト記録を更新。本塁打不足などの貧打、投手陣の崩壊などが重なった悲劇で、その後のシーズンは4位に沈んだ。この年の交流戦前も150得点、167失点と失点が上回った状態で突入。2日現在の巨人も162得点と163失点で、わずかながら失点が上回っている。今オフも巨人は総額50億円といわれる大枚をはたいてマルティネスや甲斐を補強しています」(同)

 阿部監督は1日の試合後、「投手がしんどい時期にきている」と言った。

 大補強や投手陣の疲労など、17年との共通点が多いだけに、交流戦が再び地獄への入り口とならないか。


  ◇  ◇  ◇

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  3. 3

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  4. 4

    米価暴落の兆し…すでに「コメ余り」シフトで今度こそ生産者にトドメ

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    大富豪の妻と離婚でファン離れ? イケメン既婚者俳優ディーン・フジオカの気になる今後

  3. 8

    自民×維新は連立早々に“成田離婚”も? 政策も理念も、「政治とカネ」に対する意識も、政治姿勢もバラバラ

  4. 9

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  5. 10

    首相補佐官に就く遠藤敬氏に世間は「Who?」…維新の国対委員長が連立政権「キーマン」のワケ