私には女子陸上界の構造改革という壮大な夢がある…「ずっと続けたい」と思わせる魅力ある場所へ
女子陸上界の構造改革にも着手したいと思います。これまで男性指導者に「まるで洗脳されるように過度に依存してしまう」傾向が強かった女子陸上界ですが、やはり選手自身が主体性を育みながら、自律することが大事ではないでしょうか。
これは青学大を指導する中で「原メソッド」として実践してきたことです。自ら目標を立て、課題を発見して解決アプローチを考え、そして実践していくーー。箱根駅伝で結果を残すために必要だったと思っています。
女子陸上選手の意識改革を通して女性の社会進出の促進、社会的地位の向上といったことにまでつなげていけたら、と願っているところです。
ベストを尽くします!
(取材・構成=絹見誠司/日刊ゲンダイ)