西武・隅田知一郎「4球団競合ドラ1」はダテじゃなかった!“上げ底感”の評価吹き飛ばす大車輪ぶり
「大学4年当初は3位、4位クラス」の評判も
「彼の母校である西日本工業大は、九州地区大学野球という必ずしも強豪とはいえないリーグ。大学4年当初は、3位、4位クラスと言われていましたが、21年のドラフトには突出した即戦力投手がおらず、6月の大学野球選手権で活躍し、1位候補に急浮上した。加えてその年、隅田と似た技巧派タイプの左腕で、阪神2位新人の伊藤将司(横浜高-国際武道大-JR東日本)が、10勝7敗、防御率2.44の好成績を収めた。即戦力投手が欲しい球団が、伊藤にイメージを重ねて、群がった面はあります」
1年目は1勝しかできなかったものの、2年目に9勝をマークして飛躍。昨季もチームが低迷する中、9勝10敗、防御率2.76の好成績で、昨年11月のプレミア12で侍ジャパン入りを果たした。そして今季の大活躍である。
4球団競合1位左腕の本領発揮で、回避した球団はさぞかしホゾを噛んでいるに違いない。
◇ ◇ ◇
そんな隅田は連敗地獄に陥っていた時期に、どんなことを考えていたのか。打線の援護に恵まれず鬱憤が溜まっていてもおかしくないものだが、母校の恩師に対しては「意外なこと」を口にしていたという。いったいどういうことか。
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