巨人阿部監督は「ヤングジャイアンツで行く」を貫けるのか? いまだ水面下で補強策を模索中

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「阿部監督は昨オフ、球団から『次世代の生え抜きスターの育成と勝利の両立』を厳命されています。ただ、鈴木のスタメンも三塚の登録も見送った。若手を育成しながら勝利を目指すと、どこかで腹を決めるのでしょうが、水面下では移籍期限に7月いっぱいまで、助っ人補強やトレードの可能性を模索するようです。育成あがりの2人に、どれだけチャンスが与えられるか。この日二軍落ちしたリチャードみたいな場当たり的な補強をして、すぐに若手を使わなくなるのでは意味がありませんから」

 今季、野手では泉口、増田陸、中山ら若手が台頭しつつある反面、36歳の坂本、丸がまだスタメンに名を連ねているのが実状だ。新星がこの2人をベンチに追いやってこそ「ヤングジャイアンツ」ではないか。阿部監督はどこまで我慢できるかーー。

  ◇  ◇  ◇

 ところで巨人といえば、岡本和真のメジャー挑戦は「もう1年延期」が現実味を帯びている。昨オフは紆余曲折の末に断念、今オフこそ確実視されていたが、いったい何が起きているのか。岡本が「失いつつある交渉材料」とは何か。

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