巨人阿部監督は「ヤングジャイアンツで行く」を貫けるのか? いまだ水面下で補強策を模索中

公開日: 更新日:

「阿部監督は昨オフ、球団から『次世代の生え抜きスターの育成と勝利の両立』を厳命されています。ただ、鈴木のスタメンも三塚の登録も見送った。若手を育成しながら勝利を目指すと、どこかで腹を決めるのでしょうが、水面下では移籍期限に7月いっぱいまで、助っ人補強やトレードの可能性を模索するようです。育成あがりの2人に、どれだけチャンスが与えられるか。この日二軍落ちしたリチャードみたいな場当たり的な補強をして、すぐに若手を使わなくなるのでは意味がありませんから」

 今季、野手では泉口、増田陸、中山ら若手が台頭しつつある反面、36歳の坂本、丸がまだスタメンに名を連ねているのが実状だ。新星がこの2人をベンチに追いやってこそ「ヤングジャイアンツ」ではないか。阿部監督はどこまで我慢できるかーー。

  ◇  ◇  ◇

 ところで巨人といえば、岡本和真のメジャー挑戦は「もう1年延期」が現実味を帯びている。昨オフは紆余曲折の末に断念、今オフこそ確実視されていたが、いったい何が起きているのか。岡本が「失いつつある交渉材料」とは何か。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い