ソフトB柳町達 打率.397で交流戦Vに大貢献…「慶応3兄弟」長男の逆襲に小久保監督ベタ褒め

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開幕二軍スタートの屈辱

「なにせ、今季は正木が開幕から5番に起用されていたのに対し、柳町は二軍スタートでしたからね。昨季、自己最多の4本塁打、40打点をマークしながら開幕一軍に名前がなかったのはショックだったでしょう。ソフトバンクは大砲の育成が急務。ベテランの柳田(36)はケガも多く、山川(33)も若いとは言えない。だからこそ、正木は後継者候補として白羽の矢が立った。柳町もパワーがないわけではないが、正木らには劣る。ところが正木は4月18日に左肩を故障し、競技復帰まで5~6カ月と、ほぼ今季絶望。近藤ら外野陣に故障者が続出するや、柳町が代役として一軍に昇格した」

 昨季は小久保監督に試合中のミスを注意され、「おまえの代わりはいるぞ」と言われた柳町。

 それがこの日の優勝インタビューでは、「自分の立ち位置を確立して『外せない選手』から『チームを引っ張る選手』になった」とベタ褒めである。

 頼れる兄貴の覚醒に、弟たちもウカウカしていられない。

  ◇  ◇  ◇

 ソフトバンクといえば、 山川が絶不調に陥っている。名球会メンバーのひとりは、今の状態について「外角クソボールに空振り」と呆れ顔である。山川はなぜ振るわないのか。いま、何が起きているのか。その「根本原因」とは。

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