野球用具が高すぎる!硬式3点セットで10万円コースなら、サッカーに人気が流れて当然だ
昨年から高校野球で飛ばない金属バットが導入され、甲子園大会での本塁打数が激減しているそうだ。僕が言いたいのは、飛ぶとか飛ばないではない。「バットやグラブといった用具が高すぎる」ということだ。
硬式用の金属バットは3万円以上。グラブはもっと高くて5万円超えもザラ。さらにスパイクも揃えないといけない。硬式3点セットで、ざっと10万円コースだ。「野球をやりたいけど用具が高すぎて、とても無理」という声をよく耳にする。
驚くのは、小学生が使う学童用の軟式バットまで4万5000円ほどの高性能のものが主流とか。こんなに高ければ、スパイクだけで済むサッカーに競技人口が流れて当然ではないか。
近年は暑さ対策以外にも、投手の球数制限、延長戦でのタイブレーク、雨によって試合途中で続行が不可能となった際の継続試合など、多くの改革が行われている。僕がやっていた時代とは随分ルールが変わったが、野球用具の値段もかなり上がった。もっと安くできないものか──。