藤川阪神「外野両翼固定」の波紋…憂き目に遭った前川右京の扱いにチーム内外から疑問の声

公開日: 更新日:

2年連続開幕スタメンも…

「特に、将来の中軸候補である前川右京(22)は、悔しい思いをしているでしょう」と、コーチ経験のある球団OBがこう言う。

「昨季は自己最多の116試合に出場、主に『6番・左翼』で打率.269、4本塁打、42打点をマークし、レギュラーの足がかりを築いた。今季は2年連続で開幕スタメンを勝ち取ったが、なかなか打撃の調子が上がらず、5月22日に二軍落ち。以降、二軍では好調を維持していたものの、一向に上から声がかからず、再昇格を果たしたのは約1カ月後の6月17日。昇格した試合ではスタメン起用すらされなかった。藤川監督が前川をあまり評価していないのは、起用法を見ればよくわかる。今回の佐藤輝の右翼固定により、いよいよ正念場を迎えることになりました」

 一方、チーム内外では「将来の中軸候補である前川を使うべき」との声は少なくない。

 阪神元監督の矢野燿大氏もスポニチの評論で、前川を開幕時の「6番・左翼」で起用するのがベターだと指摘している。

 藤川監督は、そうした声を封じるかのように佐藤輝、森下の両翼固定を明言した。この決断の成否はいかに──。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん、石原さとみに立ちはだかった女優35歳限界説

  2. 2

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  3. 3

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  4. 4

    沢口靖子はまさに“奇跡のアラ環”!「2025年で『60歳』のお美しい女性有名人」圧倒的1位の原点

  5. 5

    視聴率トップ「モーニングショー」山口真由氏に続き…女性コメンテーター2人も"同時卒業"の背景と今後

  1. 6

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  2. 7

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  3. 8

    杉田かおるが財閥創業者の孫との離婚で語ったこと

  4. 9

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  5. 10

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」