西武のV字回復がフロックではないワケ… 昨季どん底最下位からの“明確な変化”をOBズバリ
源田(32)や外崎(32)のベテラン組を特別扱いしないことも、山崎氏は評価する。
「チームの顔である2人ですら、不調ならベンチスタートさせるなど、ベテランに対しても遠慮はしない。厳しさは若手もちゃんと見ているものです。守備や進塁に対する意識も高くなった。特に右翼の長谷川(23)は守備が鉄壁で、2割前後と課題だった打撃も相乗効果もあってか、現在は.235。聞けば『助っ人のネビンにアドバイスをもらった』と話していた。個々の選手にそうした貪欲さが出てきたのも、去年までの西武とは違う。本物の実力を身につけてきているのは確かです」
もっか直接対決で後塵を拝しているのは3勝5敗の首位日本ハムのみ。西武のV字回復は決してフロックではない。