阪神いや~な西武戦3連敗でよぎる昨季の「交流戦で失速→V逸」…やることなすこと全て裏目
嫌な記憶が頭をよぎる。
阪神は12日、西武に敗れ、このカード3連敗。交流戦は日本ハムに2勝1敗、オリックスを3タテして5勝1敗と好調だったが、昨季のパ最下位チームに敵地でまさかのしっぺ返しである。
勝敗は兵家の常という言葉もあるものの、気がかりなのが負け方だ。
初戦は桐敷が4失点と打ち崩され、2戦目は九回に湯浅、岩崎を投入するもサヨナラ負け。2日間で勝利の方程式の3投手が攻略された。
さらにこの日は好投を続けていた新助っ人のデュプランティエが4回4失点で来日最短KO。守備面でも外野の後逸が2回、前進守備を敷いた途端にその横を抜かれること2回と、やることなすこと全て裏目に出てしまった。3点ビハインドの八回は1死満塁のチャンスで、一塁走者の佐藤輝が牽制死。反撃機会を自ら手放してしまった。
昨季はリーグ首位で臨んだ交流戦で7勝11敗。首位から陥落し、リーグ2連覇を逃した阪神。後に引きずるような負け方で、同じ轍を踏まなければいいが……。