阿部監督が山﨑伊織に背負わす「巨人の命運」…見切り発車のローテ入りから“代役エース”に大躍進

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 開幕前はオープン戦5試合で防御率6.48と打ち込まれ、6人の先発ローテ入りすら危ぶまれた。阿部監督は結局、「最初は信じてあげないといけないのかな。調子は良くないけど、二軍に落とすのは簡単だから」と追試を課すことはなかったものの、見切り発車でローテに入れたところからの快進撃である。

 阿部監督は試合後、「(山﨑には)7回を投げ切って欲しかった。後の投手に助けられたね」と2四球を出して降板した場面をチクリとやったのも期待の裏返しか。

 今季のV争いは、山﨑の右腕にかかっているといえそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 ところで貧打巨人の中で、苦境に立たされているのが坂本勇人だ。打率は1割台、好機でも結果を残せず、今や“お荷物”と言っても過言ではない。そんな坂本の起用法について、「いっそ4番を任せたら」と提言しているのが、球界の重鎮・権藤博氏である。いったいどういうことか。そこにはどんな意図が込められているのか。

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