大谷翔平が球宴で選手勧誘までこなす“三刀流”に…ドジャースは計算できる救援投手の補強が急務
ブルペンの台所事情が苦しいドジャースからまた1人、長期間の離脱者が出た。
チームは日本時間10日、右のセットアッパーのマイケル・コペック(29)が、右膝半月板断裂の修復手術を受け、60日間の負傷者リスト(IL)に入ったと発表。地元メディアなどによれば、今季中に復帰する見込みだが、最速100マイル(約161キロ)超の直球が武器の剛腕が3カ月近く戦列を離れるのは痛手だ。
ただでさえ、ド軍は頻繁にオープナーを起用するなど、リリーフ陣の酷使がたたり、開幕から離脱している投手も含めてブルペンは野戦病院状態。フィリップス(右肘のトミー・ジョン手術)、トライネン(右前腕部の故障)、グラテロル、グローブ(いずれも右肩手術)らが長期離脱を強いられている。
今夏のトレード市場で、リリーフ投手の補強が急務なのは言うまでもない。計算できる救援投手の獲得のため、オールスター(16日=アトランタ)期間中、大谷が重要な役割を担いそうだ。
オールスターでは、ベンチやクラブハウス、前日恒例のホームランダービーなど、選手が集う機会が多く、契約やトレードに関する会話が交わされるのは珍しいことではない。