ドジャース大谷翔平“底なしの自信”は相変わらず…「あの神経は何なのか」元日本ハムGMも首を傾げた
大谷はそんな「ビッグ・ウィークエンド」でリハビリ登板をする。11日のブルペンではスプリットやカーブを多めに投げていた。前回登板で投げたいといいながら投げなかった球種だけに、ジャイアンツ戦で試すつもりなのだろう。
それにしても、だ。岩手の花巻東高からプロ入りしたときも、メジャーに来てからも、周囲に「無理だ」と言われながら、当たり前のように前代未聞の二刀流にチャレンジした。大谷を獲得した当時のGMだった山田正雄現日本ハムスカウト顧問は日刊ゲンダイのインタビューでこう言っていた。
「神経というか考え方は一般的な高卒選手じゃないですよね。よほど自信があったのか……。だけど、自信をもつほど高校時代には活躍していませんから。清原和博や松井秀喜のように甲子園で騒がれたわけではありませんから、あのスタンスは何なのだろうと……」
公式戦でリハビリ登板をすることに米メディアからは批判の声も上がっているものの、本人がそれを望んで実現し、結果も出している。大谷がメジャーで頂点を極められたのはその能力はもちろん、圧倒的な自信があればこそだ。