ドジャース大谷翔平“底なしの自信”は相変わらず…「あの神経は何なのか」元日本ハムGMも首を傾げた

公開日: 更新日:

 大谷はそんな「ビッグ・ウィークエンド」でリハビリ登板をする。11日のブルペンではスプリットやカーブを多めに投げていた。前回登板で投げたいといいながら投げなかった球種だけに、ジャイアンツ戦で試すつもりなのだろう。

 それにしても、だ。岩手の花巻東高からプロ入りしたときも、メジャーに来てからも、周囲に「無理だ」と言われながら、当たり前のように前代未聞の二刀流にチャレンジした。大谷を獲得した当時のGMだった山田正雄現日本ハムスカウト顧問は日刊ゲンダイのインタビューでこう言っていた。

「神経というか考え方は一般的な高卒選手じゃないですよね。よほど自信があったのか……。だけど、自信をもつほど高校時代には活躍していませんから。清原和博松井秀喜のように甲子園で騒がれたわけではありませんから、あのスタンスは何なのだろうと……」

 公式戦でリハビリ登板をすることに米メディアからは批判の声も上がっているものの、本人がそれを望んで実現し、結果も出している。大谷がメジャーで頂点を極められたのはその能力はもちろん、圧倒的な自信があればこそだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 2

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  1. 6

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  2. 7

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  3. 8

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  4. 9

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 10

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か