広陵が初戦突破も“集団暴行事件”に付きまとう疑惑…被害生徒の保護者は「事実関係に誤り」と抗議
「被害生徒の保護者は、1月27日に学校側から受け取った事件の報告書では、関わった加害部員は『4人』ではなく『9人』と書いてあったとしています。実際は11人が加担したとも言っています。暴力行為の内容に関しても、かなりの食い違いがあるのです」
実際、被害生徒の保護者は、「学校が確認した事実関係に誤りがある」と抗議している。これに対し、学校側は改めて部員に事実確認をしたところ、報告書に記載した以外の新しい事実はなかったと回答。高野連もそれを受け、「第107回全国高校野球選手権大会出場の判断に変更はありません」と発表したが、7日になって、
【広島県高野連からは「学校は元部員の保護者からの要望を受け、第三者委員会を設置し、現在調査中」と聞いています。第三者委員会の調査結果を受けた学校からの報告を待って、日本高野連が対応を検討します】
との見解を示した。
第三者委員会の調査結果によっては、広陵に新たな処分が下される可能性があるだけに、騒動は収まりそうにない。