サイクル安打の巨人・丸佳浩は“左うちわ”? 来季の契約延長は既定路線、外野レギュラーもまず安泰
2023年には「限界説」も
23年に巨人移籍後ワーストとなる打率.244で規定打席に届かず、球界では限界説が飛び交った。昨季は1番に定着し.278と復活したのも束の間、今季は開幕直前に「右大腿二頭筋筋損傷」で2カ月間の長期離脱。そんな窮地も5月終盤に一軍復帰後は存在感を発揮。規定打席には到達していないものの、打率.296で、この日は3番。今季で年俸3億2000万円の2年契約が切れるが、契約延長は確実な情勢だ。さるチーム関係者がこう言った。
「来年も外野のレギュラーは濃厚でしょう。なんといっても、丸の存在を脅かす若手がいません。若手有望株の秋広はソフトバンクにトレードされ、故障で離脱していた『元ドラ1』の浅野も二軍で復帰したばかり。萩尾も二軍で故障して長期離脱が決定した。オコエあたりの中堅選手も、一時期は活躍しても、なかなか長続きしない。今の外野陣は丸と助っ人のキャベッジの2人で固定。佐々木ら若手が出場することはあっても、丸のポジションを奪うには至っていません」
ボチボチ引退を考える年齢だが、巨人ではまだ安泰。丸は37歳の来季も主力を張りそうな雲行きだ。
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巨人と言えば、日米通算200勝まであと2勝で足踏みしている田中将大に“新展開”があったという。移籍当初から師事していた「魔改造コーチ」との間にはいまや微妙な空気が漂い、乗り換えるように今度は桑田二軍監督に急接近しているという。いったいどういうことか。そんな田中の現在地とは。
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