虎の“スピードスター”の周辺が騒がしくなってきた。
19日に国内FA権を取得した阪神の近本光司(30)。本人は「時間がある時に考えたい」と多くは語っていないものの、粟井球団社長は「慰留? そんなの聞くまでもない」と、全力で引き留める方針だ。
ルーキーイヤーの2019年から1番打者に定着し、21年以外のシーズンで盗塁王を5回獲得。今季も114試合で打率.284、3本塁打、31打点。27盗塁はセの暫定トップと、首位を独走するチームを牽引している。
そんな近本を、ライバル球団が指をくわえて見ているわけではない。