阪神は引き留め料“大出血”必至…国内FA近本光司の残留に使う巨額マネー

公開日: 更新日:

巨人、ソフトバンクが参戦

巨人は1番打者を固定できていない上、今オフには主砲の岡本がメジャーへ移籍する可能性がある。ソフトバンクも虎視眈々です。外野は柳田と近藤が故障がち。成長著しい柳町はともかく、開幕前からレギュラー候補と期待されていた正木は大ケガで今季絶望。内外野を守れる牧原も32歳と若くなく、俊足巧打の周東も故障が増えてきた。近本は1年目から毎年120試合以上に出場し続けている故障知らず。計算が立つ外野手は喉から手が出るほどほしい」(球界関係者)

 巨人とソフトバンクが争奪戦に参戦なら、阪神も条件を引き上げざるを得ない。昨オフ、阪神は年俸2億8000万円の大山に4年総額16億円規模の提示をしたものの、獲得に乗り出した巨人は6年24億円超のオファー。最終的に出来高を含めて5年総額20億円と、当初の想定より出費が増えた。

「近本の今季年俸は昨季の大山を上回る3億7000万円。ソフトバンクは日本ハムからFA宣言した近藤を7年総額50億円超で獲得しており、近本にも6年総額40億円前後を提示しても不思議ではない。阪神はソフトバンクに負けない条件を提示する必要があります」

 とは前出の関係者。近本が仮に残留すれば、阪神は相応の“出血”を伴いそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 阪神と言えば、このところ大物OBたちが藤川監督を批判する声が目立っている。彼らは藤川監督が嫌いなのか。いったいなぜこれほどまでに叩くのか。その裏にある「負の感情」とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇

  2. 2

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり

  5. 5

    山﨑賢人&広瀬すず破局の真偽…半同棲で仕事に支障が出始めた超人気俳優2人の「決断」とは

  1. 6

    ご都合主義!もどきの社会派や復讐劇はうんざり…本物のヒューマンドラマが見たい

  2. 7

    「石破続投」濃厚で党内政局は形勢逆転…そしてこれから始まる“逆襲劇”

  3. 8

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言

  4. 9

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  5. 10

    自民保守派が“石破おろし”で分裂状態…次期党総裁「コバホークだ」「いや高市だ」で足並み揃わず