無失点記録継続中の阪神・石井大智がセMVPを取る条件…大本命の主砲・佐藤輝明を凌げるか
最短で5日にNPB史上最速のリーグVが決まる阪神。チーム周辺では早くも「MVP」の話題が浮上している。
大本命はもちろん、4番として35本塁打、86打点でリーグ2冠を独走する佐藤輝明(26)だ。球場が広いうえに、左打者に不利な浜風が吹く甲子園の47試合で8本塁打。その甲子園よりさらに広いバンテリンドームナゴヤでも、昨2日の中日戦で35号2ランを放つなど、10試合で6本塁打をマークしており、チームへの貢献度は一、二を争う。
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そんなサトテルを猛追しているのが、リリーフ右腕の石井大智(28)だ。
2日現在、46試合連続無失点でNPB記録を更新中。連続無失点イニングも45で、球団史上最長の藤川球児(2006年)の47回3分の2に迫っている。