無失点記録継続中の阪神・石井大智がセMVPを取る条件…大本命の主砲・佐藤輝明を凌げるか

公開日: 更新日:

 ここまで49試合で失点はわずか1。34ホールド、8セーブ、防御率は驚異の0.18である。

 自身も中継ぎ、抑えとして活躍した藤川監督が「誇らしいの一言」などと、ことあるごとに絶賛。評価はうなぎ上りなのだ。

 成功譚も魅力的だ。独立リーグの四国IL・高知からドラフト8位で入った苦労人ながら、今オフの契約更改では、今季年俸8200万円から2億円の大台到達を視野に入れているという。複数球団が競合した「ドラ1」のサトテルとは真逆の“叩き上げ”人生を歩んできただけに、実際にMVPの投票権を持つ記者の中には「石井推し」も少なくない。

 評論家の飯田哲也氏は、「佐藤輝が本塁打、打点の2冠を獲得すれば、MVP獲得は間違いないでしょうが……」と前置きしたうえで、こう続ける。

「今年は石井に取らせてあげたいですね。ここまで1点しか取られていないのは凄いこと。ストレートは相手打者が狙っても打てないし、6月には打球が頭部に直撃するアクシデントに見舞われたものの、打者に立ち向かう気持ちの強さも魅力です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 2

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 5

    維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略

  1. 6

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 8

    「これが寝るってことだ」と感激…女優の岡崎友紀さん変形性股関節症との苦闘

  4. 9

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  5. 10

    公然わいせつ容疑で逮捕→釈放も“連帯責任”…Aぇ! group草間リチャード敬太の芸能界復帰はイバラの道