ドジャース大谷翔平を悩ます「最悪のシナリオ」…ジャイアンツとの直接対決7試合が“鬼門”に

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 4年連続地区優勝、ワールドシリーズ連覇を狙う大谷翔平(31)のドジャースが足踏みである。

 日本時間5日、ナ・リーグ中地区最下位のパイレーツにまさかの3連敗で、地区優勝へのマジックが消滅。ライバルのパドレスが2ゲーム差で2位につけ、長年の宿敵である3位ジャイアンツが7ゲーム差に接近。ジ軍とは直接対決7試合を残しており、今後の展開次第では逆転されかねないのだ。

 ド軍、パ軍による足踏みもあって自力優勝の可能性が復活したジ軍を率いるボブ・メルビン監督(63)はこれまで5球団で指揮を執り、最優秀監督賞を3度受賞している名将。シブチン球団のアスレチックスでは戦力がままならない中、在任11年間で地区優勝3回、ポストシーズンに6度導いた。

 今季のジ軍は7月末のトレードデッドライン直前にセットアッパーの右腕ドバル(現ヤンキース)ら3人の主力を放出。その見返りに若手有望株を獲得した。地区優勝した2021年以来4年ぶりのポストシーズン進出は絶望的とみられていたが、8月は13勝14敗の勝率約5割で乗り切った。主力放出で戦力がダウンするどころか、ここ1カ月間の打撃成績はチーム打率.255(リーグ5位)、総本塁打42(同2位)、総得点128(同6位)と、いずれもドジャース(打率.239、36本塁打、120得点)を上回っている。

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