ドジャース大谷翔平を悩ます「最悪のシナリオ」…ジャイアンツとの直接対決7試合が“鬼門”に
地区優勝、ポストシーズン進出争いから脱落しかけたジ軍が息を吹き返したのは、メルビン監督の手腕ともっぱら。限られた戦力をやりくりしつつ、メンターとしても機能。特にレギュラーシーズン終盤は選手のモチベーションを高めてチームをまとめるのにたけている。実際、左腕ウィゼンハント(24=2勝1敗)、台湾人右腕の鄧愷威(26=2勝3敗)ら、後半戦から起用された若手が結果を残している。
今季、ドジャース、ジャイアンツによる直接対決はド軍の4勝2敗ながら、ジ軍が残りの直接対決7試合を勝ち越す可能性は十分にあるとみていい。
大谷はドジャース移籍後、ジャイアンツ戦は74打数23安打の打率.311、7本塁打、14打点。投手としてはエンゼルス時代に3試合に登板し1勝0敗、防御率0.60。投打ともカモにしているが、宿敵の勢いを止められるか。
■緊急登板3回3分の2無失点
大谷が当初予定していた日本時間9日のロッキーズ戦での登板を前倒しし、6日のオリオールズ戦に急きょ「1番・DH」で先発マウンドに上がった。3回3分の2を3安打1四球無失点だった。