ドジャース大谷翔平はタイトル獲得へのヒリヒリする10連戦へ…13日からジャイアンツと直接対決
週明け16日からはナ・リーグトップの50本塁打を放っているシュワーバーのフィリーズと3連戦。2本差の48発で追う大谷は2勝目をかけて16日の初戦の登板が有力で、投手としてもシュワーバーと対峙する。ホームランキングだけでなく、エンゼルス時代から3年連続4度目のシーズンMVPを狙う大谷にとってシュワーバーを本塁打数で上回るのはもちろん、ピッチングでもライバルを圧倒するチャンスだ。
MVPの記者投票で重視され、選手の貢献度を示すWARはフィリーズ・ターナーが6.7でトップ、大谷が6.5で続く。一時はMVPの有力候補でもあったシュワーバーは4.5で10位に留まっているが、本塁打、打点(123)の二冠を達成すれば、大谷を抑えて初の栄誉を手にすると予想する米メディアは決して少なくない。タイトルを争うライバルを自らの投球でねじ伏せることは、MVP争いにも大きく影響するだろう。
さらにフ軍(勝率.589)とド軍(同.562)はレギュラーシーズンの勝率によって与えられるポストシーズンの「第2シード枠」を争っているだけに、大谷の投打での活躍は欠かせないのだ。