巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ
残り5試合、最後のご奉公
「岡本は昨年の9月も打率.355、6本塁打、18打点で月間MVPを獲得。もともとシーズン終盤に強い選手ですが、今年は大きなモチベーションがありそうです。今オフのメジャー移籍が、やっと球団に認められる見込みだといいます。3カ月の長期離脱があり、リーグ優勝した阪神に独走を許し、16ゲームもの大差をつけられていることを考えれば、いくらプレー中のケガとはいえ、『主砲・岡本の責任は重い』という指摘が球団内外にくすぶっているのは確かです」
ただ、昨季も「メジャー移籍が認められる」という情報がある中で、ベテラン菅野が急きょメジャー移籍を表明。同時に出せない球団からストップがかかったというのだ。
「岡本は泣く泣く1年待った経緯があるそうです。となれば当然、『今年こそ譲る気はない』と強い気持ちで臨んでいることでしょう。ただ、得意の最終盤に帳尻を合わせてきたとはいえ、岡本にとって何より怖いのは、認めてくれるはずの球団に『やっぱりあと1年待ってくれ』と言われること。現在チームは2位DeNAと2.5ゲーム差の3位。CSは2位以上に入ってホームで開催しないと、入場券収入などが得られない仕組み。3位だと球団のうまみはほとんどない。球団に有無を言わせないためにも、岡本は自身のバットで、チームを大逆転2位に押し上げたいでしょう」(前出のOB)
残り5試合。大逆転2位へ、球団へ最後の奉公をするつもりだ。
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一方、ヤクルト村上のメジャー契約金はどれほどの規模になりそうなのか。米メディアはここに来てその評価を大幅に上方修正しているようだが…。
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