史上最年少の中学生プロは国内男子ツアーの救世主になれるか

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 相変わらず人気低迷の国内男子ツアーだが、パナソニックオープン(大阪・泉ヶ丘CC=6993ヤード・パー71)には、22日にプロ宣言した中学生が主催者推薦で出場し注目されている。

 15歳142日でプロデビューした加藤金次郎(愛知・水無瀬中3年)だ。

 今年の日本アマは6位。プロのレギュラーツアーは過去4試合に推薦出場し、すべて予選落ちしている。165㌢.72㌔でドライバー飛距離は270ヤード超。身長も飛距離もまだまだ伸びるだろう。 プロデビュー戦で初の賞金を狙う加藤はプロ転向について「ゴルフはお金がかかる。道具代や遠征費を出して貰っていた両親に自分の力で結果を出して恩返ししたい」という。

 加藤は来年のツアー出場権を得るため、予選会(QT)を受験中。すでに1次を2位で通過。2次、3次と進み、最終QTで来季前半戦の出場切符を狙う。

 初日は3バーディ3ボギーの71。首位に9打差のイーブンパー87位だった。 

 ある大会の関係者がいう。

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