豊昇龍は“変化勝ち”“八つ当たり”で情けなさ露呈…「大豊時代」より「大青時代」到来に現実味
「関脇相手でも勝つ自信がない」
「先場所は11勝止まりとはいえ、1場所15日制が定着した1949年以降、新横綱で優勝できたのは5人だけ。環境や立場に加え、土俵入りを含めた本場所のルーティンも急変するので、実力を発揮できない横綱の方が多い。
問題は豊昇龍です。14日目は結びの一番で立ち合い変化で勝ったが、あれは『関脇相手でも勝つ自信がない』と言っているようなもの。結局、『こうなったら負けない』という型がないから、常に出たとこ勝負になる。本人は『型がなくても強いと証明したい』と話していたが、幕内の平均体重以下の149キロでそれは無理がある。かつて大鵬さんも『型がないのが型』と言われていたが、当時の幕内平均体重が120キロ前後の中、150キロ近い巨体で柔軟性がありましたからね」
その豊昇龍は今場所負けた2番と同様、この日も報道対応を拒否。苛立ちのあまりか、風呂場のシンクをバーン! と叩き、周囲を凍りつかせた。
「そこへいくと期待が高いのが安青錦(21)です。小結の今場所は豊昇龍を破り、11勝。先場所も平幕筆頭で11勝しており、来場所は大関とりに挑む。こちらは低い姿勢で頭をつけたらそうは負けない。足腰も強く、はたかれてもめったなことでは前に落ちない安定感もある。初日に大の里に吹っ飛ばされたようにパワーではまだまだかなわないが、とにかく研究熱心。体重も140キロから145キロに増やそうとしており、そうなれば立ち合いの当たりもさらに強くなる」(前出の親方)
豊昇龍はうかうかしていると大の里と「大豊時代」を築く前に「大青時代」の到来を許しかねない。
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大相撲と言えば、90年代の若貴ブームの頃に角界初の黒人力士として活躍した戦闘竜さんはいま何をしているのか。本人を訪ねると、病床に臥せながら「助けてください…」と、衝撃的な話が飛び出した。いったいどういうことか。現役引退から現在に至るまでの壮絶半生とは。
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