ソフトバンク近藤健介が「着火剤」に…CS無念離脱でナインの闘志をかき立てる
まさに痛恨の離脱といっても過言ではない。
ソフトバンクの小久保監督は8日、左脇腹痛で戦線離脱中の近藤健介(32)について報道陣に説明。
「脇腹なので(CSまでに)回復は難しい。間に合わないと想定している。日本シリーズはわからないけど……」
と、15日からのCSファイナルステージは近藤不在で戦うことを明かした。
今季は開幕直後に腰を手術し、5月下旬まで長期離脱。その後も左かかとや左脇腹などのケガが相次ぎ、75試合の出場に留まった。しかし、そこは現役トップ級の呼び声も高い好打者。打率.301、10本塁打、41打点と活躍し、日本ハムと接戦を繰り広げたチームのリーグ連覇に貢献した。
そんな近藤が不在なら戦力の大幅ダウンは確実。CS敗退の文字も頭をよぎる。
しかし、ナインのやる気、モチベーションまで下がったわけではないという。球団OBは「近藤はナインに慕われていますからね」と、こう続ける。