ドジャース佐々木朗希が圧巻投球も…大谷翔平は見せ場なし
今や絶対的な守護神的存在となった佐々木朗希(23)が好救援である。
日本時間10日のフィリーズとの地区シリーズ第4戦。1-1と同点の八回から3番手で登板し、3回を無安打無失点の2三振。試合は延長に突入し、佐々木は異例の3イニング目のマウンドに登った。
佐々木がフ軍の強力打線に立ちはだかった。八回先頭でナ・リーグの本塁打王(56本)カイル・シュワーバーを159キロの直球でつまらせ、右飛、続く強打者ハーパーにはカットボールで三飛に打ち取った。救援では初のイニングまたぎで起用され、強打の捕手であるリアルミュートをこの日最速の161キロでバットに空を切らせた。
救援としてパフォーマンスを発揮する佐々木とは対照的に大谷翔平(31)の打撃不振が深刻だ。相手の先発左腕クリストファー・サンチェス(28=今季13勝5敗、防御率2.50)に苦戦。相手バッテリーの徹底した低めの変化球攻めにてこずり、三邪飛、三塁失策、空振り三振、敬遠、見逃し三振と仕事をさせてもらえなかった。
なお、試合は延長十一回の2死満塁、フ軍5番手が投ゴロからまさかの失策。ドジャースがサヨナラ勝ちを収めた。