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菅谷齊東京プロ野球記者OBクラブ会長

1943年、東京都生まれ。共同通信社でV9時代の巨人をはじめ、阪神などを担当。1970年代からメジャーリーグも取材した。野球殿堂選考代表幹事を務めたほか、三井ゴールデングラブ賞設立に尽力。現在は東京プロ野球記者OBクラブ会長。

長嶋茂雄と並ぶゴールデンボーイ 悲運の“ムリ・トオル”…わがまま、短気、ゆえに早とちりのバットマン

公開日: 更新日:

「鶴岡さんから4番バッターが必要なので(東京に)来てくれと言われていたから先に移籍して待っていた」

 とは、森の後日談。それどころか、永田が67年の監督に選んだのはあの濃人のコーチからの昇格だった。森はこの年こそ91試合に出場したが、翌68年はわずか7試合9打席で無安打、守備は1試合のみ。この年限りで引退し、実業家になった。一度は南海監督をクビになった鶴岡の転身先は現在でもナゾとなっているが、森の言葉が答えのような気がする。

 長嶋と並ぶゴールデンボーイは実働11年で球界を去った。わがまま、短気、ゆえに早とちりのバットマンだった。

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