今年8月の都市対抗では、TDKとの1回戦に先発して6回2安打1失点。8三振を奪って8強入りに貢献した。それでも中央球界ではまだ無名な存在だ。さる球界関係者がこう言った。
「現段階ではオリックス、DeNAの評価が高く、1位指名の可能性がありますが、もし外れ1位まで残っていれば、1番人気の創価大・立石の抽選に外れた球団による争奪戦に発展する可能性があります」
16年にロッテに指名された佐々木千は、外れ1位で5球団が競合した。日の当たらない道を歩いてきた「元4番手投手」がこの秋、一気に主役に躍り出そうだ。