ドジャース大谷翔平のPS絶不調は精神面が原因か…プライド傷つけた指揮官の"先発登板先送り"
ドジャースは日本時間15日、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦(7回戦制)に勝って連勝スタート。地区シリーズ第3戦から3試合続けて安打のなかった大谷翔平(31)も4戦ぶりのヒットを放った。
2点リードの七回1死三塁で回ってきた4打席目。ここでマウンドに登った左腕のアシュビーから一、二塁間をゴロで破る右前打を放った。
貴重な追加点となる適時打だったとはいえ、安打はこの1本のみ。
この日は5打数1安打1打点、3三振。八回は1点を加え、なおも2死満塁で打席が回るも3球三振。最後は外角低め、ボール球になるスライダーにタイミングを外され、バットは空を切った。本調子には程遠いのが実情だ。
大谷はこの日、投手として第4戦に先発することが正式決定したが、当初の予定は1戦目だった。首脳陣はフィリーズ戦から続く打撃不振を危惧、先発登板日を先送りして打席に集中させようと配慮したとも言われるものの、チーム周辺には、これが裏目だったという指摘がある。打って投げての二刀流に自信をもつ大谷が、先発ローテを飛ばされたことでプライドを傷つけられたというのだ。
大谷はプレーオフ初の白星を挙げた5日のフィリーズ戦後、二刀流を続ける理由についてこんなふうに言っている。