「火之神の奉り」内藤了著

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「火之神の奉り」内藤了著

 全寮制の高校に通う江姫は、母親の入院を機に地元に戻る。夜、転入予定の長野西宮高校に下見に行くと、悪霊に襲われ、近い将来、学校で起きる大惨事が見えてしまう。

 異形のものが見える特異体質の江姫には、妖の眷属(けんぞく)・銀竜が寄り添っている。銀竜によると、すべては山犬と呼ばれる悪霊が仕組んだ罠だという。高校の立つ土地には過去に苦しみながら息絶えた多くの人々が埋まっており、今も瘴気を放っている。山犬は江姫に悲惨な未来を見せて本当の力を目覚めさせ、その体を乗っ取ろうとしているのだと。

 山犬のたくらみを阻止するため、江姫はあえて西高に転入し、文化祭で行われる「火之神の祭り」で神楽を舞うことに。

 無垢で清浄な魂を持つ神霊の器「憑童(よりわら)」の江姫を主人公に描く長編ファンタジー。
(U-NEXT 935円)

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