ドジャース大谷翔平は地区S打率.056と低迷、14日開幕のリーグ優勝決定Sも苦戦必至か
球団史上初のワールドシリーズ連覇を狙うドジャースが日本時間10日、フィリーズとの地区シリーズ(DVS)第4戦で延長の末、サヨナラ勝ち。第2関門を突破し、昨季に続いてリーグ優勝決定シリーズ(LCS=7回戦制)進出を決めた。
ポストシーズンから救援で起用されている佐々木朗希(23)が同点の八回から3番手で登板し、初めてのイニングまたぎとなる3回をパーフェクトン投球でサヨナラ勝ちを呼び込んだ。ルーキー右腕が大活躍する裏で、まるで振るわなかったのが大谷翔平(31)だ。
この日は相手先発でエース左腕サンチェスに2打数無安打に抑え込まれるなど4タコ2三振。2試合連続無安打となり、地区シリーズ4試合で18打数1安打の打率.056、0本塁打、1打点、9三振。フィリーズ投手陣に徹底して低めを攻められ、仕事をさせてもらえなかった。
試合後、今季3度目のシャンパンファイトに酔いしれた大谷は「何回やってもいいですね。何度もできるように(次に向けて)集中したい」と安堵の表情。自身の打撃については「左打者にとってなかなか。(打率.158と不調だった)フレディ(フリーマン)もそうですけど、思い通りにいかない打席というか、素晴らしい投球だった」とフ軍投手陣を持ち上げるしかなかった。