元日本ハム投手の木田勇さんは71歳…倉庫でフォークリフト操る日々「元気なうちは働くのが一番」

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2年前にバセドー病。「健康が大事。孫の顔も見たいしね」

「家にいても何もすることがないでしょ。引きこもってちゃボケる。男は外へ出てナンボ。元気なうちは働こうと。一緒に働いているのは若い子が多いから、話していると楽しいしね。時給? 平均よりずっといいですよ(笑)」

 金銭より体のために働き続けているそうだ。

「2年前にバセドー病を患いましてね。42歳の時へんとう炎で1週間入院して以来、体には気をつけ、たばこは3年前にやめた。それなのにと相当ショックでした。この先、孫の顔も見たいし、一緒に外へ出ても行きたいから、健康でいたいし体力も維持したいんですよ」

 遠征先の広島で出会った2歳年上の女性と、31歳の時に結婚。一人娘と家族3人で、生まれ育った横浜市内の戸建てに暮らす。

「娘は僕が43歳の時にできたから、今28歳。だから、まだまだがんばらないとね。バセドー病発症後は規則正しく、休日もダラダラ過ごさず、庭の草むしりや読書をして過ごしています」

 読書は小説を好む。

「オヤジが本を大事にする人だったのと、高校の担任の先生が川端康成の友だちで、ホームルームでよく川端康成や本の話をしてくれたことが、今頃、蘇ってきましてね。メルカリで『吉川英治全集』32巻を購入して『宮本武蔵』を読んだり、ヘミングウェイの『老人と海』を読んだりしています」

(取材・文=中野裕子)

▽木田勇(きだ・いさむ)1954年6月7日横浜市生まれ。横浜一商高校(現・横浜商科大学高校)から日本鋼管へ進み、80年に日ハムへ。1年目に最多の22勝をあげるなどして投手三冠王に輝き、新人王とMVPを受賞。横浜、中日と移り90年引退。

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