ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

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「シーズン通して投打そろって突出した数字を残した経験がない」

「大谷は開幕からポストシーズンまで、先発として完走した経験が一度もないのです。エンゼルス時代は一度もプレーオフに出ていませんから。2022年はサイ・ヤング賞投票で4位に入ったけれども、その年は34本塁打と前年の46本塁打を大きく下回った。投手として良いシーズンは、打者としての成績がいまひとつ、打者として飛び抜けた成績を残した年は投手としていまひとつと、投打の成績は隔年になる傾向がある。つまりシーズンを通して投打そろって突出した数字を残した経験がないのは、大谷といえども体力には限界があるということです。今年は投手として6月からの復帰だったのに、ワールドシリーズは完全なガス欠。先発した第7戦なんて、マウンド上で肩で息をしていたほど。ドジャースの首脳陣が危惧しているのはそこです。開幕からポストシーズンまで投打ともに突出した成績を残した経験がないのに、開幕前のWBCから打って投げてのフル回転では体力が最後までもたないとみているのです」

 ドジャースの首脳陣が今季、大谷の投手としての復帰をあえて遅らせたのもそんな事情からではないか。手術明けということはもちろん、シーズン後のプレーオフまでベストな状態を維持しようと考えていたのだ。

 別の特派員がこう言う。

「ドジャースの最大の懸案事項は抑えだが、カーショーが引退した後の先発陣も今年のように盤石ではない。実績があって計算の立つ先発左腕はスネル(32)ひとりですからね。サイ・ヤング賞左腕のスクーバル(29)をトレードで獲得するというウワサが、いまだに米メディアを賑わせているのも球団内部にそんな声があるからですよ。あくまでもオフの補強次第ですが、仮に強力な先発を補強するようであれば、大谷を開幕から投手としてフル回転させる必要はなくなる。今年同様、シーズン中からの投手復帰が選択肢に入ってくる可能性もあります」

 大谷は自身の起用法について、「(ドジャースと侍ジャパン)どちらともコミュニケーションをとらないといけない」と話しているとはいえ、主導権はあくまでも大谷に総額1000億円超のカネを払うドジャースが握っている。

 前回大会でも大谷のエンゼルスやダルビッシュ有(39)のパドレスは侍ジャパンに対して、細かい球数や登板間隔を指定してきたという。大谷やダルがそれに従ったかはともかく、今回はワールドシリーズ3連覇を目指している常勝球団のドジャースだ。侍ジャパンも大谷も、今度ばかりはドジャースの方針に従うしかなさそうだが……。

  ◇  ◇  ◇

 佐々木朗希&山本由伸らは出場できるのか。そして、最大のライバル・米国に勝てそうなのか。

●関連記事【WBC「5つの疑問」】…では、それらについて詳しく報じている。

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