巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路
小林誠司(36)も現状維持の4000万円で更改。今季は14試合で打率.143、0本塁打、1打点だった。
来季の正捕手争いは、すでに2700万円増の年俸7000万円で更改を終え、侍ジャパンの一員として先の韓国との強化試合に出場した岸田行倫(29)を筆頭に、FA2年目の甲斐、移籍を直訴した若手の山瀬が争う構図。さる巨人OBがこう言った。
「選手会長の大城とベテラン小林は、ほとんど出番がなくなることが予想されます。大城はメジャーに挑戦する岡本が抜けた後の一塁手としての需要がありそうだが、岡本の後釜として、4番を張れる大砲の助っ人を補強するという噂。新助っ人がコケた時の保険要員でしょう。小林は今季最後に田中マー君に女房役に指名され、日米通算200勝に導いたものの、マー君が来季、ローテに食い込んでくれない限り、一軍で仕事はないでしょうから」
実績十分の2人だが、今季以上にジリ貧のシーズンとなってしまうのか。
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巨人と言えば、昨オフの甲斐の獲得に対しても球団内外から批判の声が上がっていたが、今オフもまた“波紋を広げる補強”があった。李承燁コーチ就任の発表を受け、「だったなら、なぜ松本剛を取ったのか。矛盾している」との声が噴出しているのだ。いったいどういうことか。いま、何が起きているのか。


















