ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も
1日4500キロカロリーを摂取、睡眠10時間超だが…
大谷のエンゼルス時代の同僚で、首位打者1回(03年)、本塁打王2回(09、10年)、打点王1回(10年)のアルバート・プホルスは、35歳だった15年に40本塁打して以降は精彩を欠いた。
現役ではマーリンズ時代の17年に打撃2冠(59本塁打、132打点)を獲得したヤンキースのジャンカルロ・スタントンは、32歳だった22年に31発をマークしてからは、故障もあって持ち前のパワーは影を潜めている。
もちろん、例外はある。16年に38本塁打を放って41歳で引退した本塁打王1回(06年)、打点王3回(05、06、16年)のデービッド・オルティス(レッドソックス)、38歳の07年に30発を放った本塁打王4回(94、97~99年)、打点王1回(97年)のケン・グリフィーJr(マリナーズ)のように、晩年でも長打力を発揮した選手はいるものの、レアケース。大半のスラッガーはコンタクト率が下がって、長打も減るのだという。
大谷は24年に結婚してから、真美子夫人が調理した鶏ムネ肉や豚ヒレ肉、魚介類など高タンパク低脂肪の食事、1日4500キロカロリーを6、7回に分けて摂取。健康志向で、味付けや調味料をほとんど使わない徹底ぶりだ。睡眠時間は最低でも10時間。ストイックな生活を送っていることで知られる。一年でも長く二刀流でプレーするため、コンディションには細心の注意を払っているが……。
ドジャースとの契約が満了する33年は39歳。多くのパワーヒッターのような晩年を迎えることなく、オルティスやグリフィーのように40歳近くまで長打力をキープできるか。
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今季もスーパーマンのような活躍を見せた大谷だが、ドジャース首脳陣は「大谷の限界」をシビアに評価しているといい、それがWBCでの起用法にも影響してくるという。いったいどういうことか。大谷の意外な弱点とは。
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