大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ
動作解析や運動生理学の専門家も常駐
充実しているのはハード面だけではなく、ソフト面も整っている。同地は傘下1Aの本拠地でもあるだけに、若手育成を目的に打球や投球の軌道を分析する機器や動作解析を担う最新鋭の機材も備えられている。現地には複数の大学から派遣された動作解析や運動生理学の専門家も常駐しており、若手選手の故障を防止するため、体に負担の少ないフォーム矯正に役立てられる。オフに外部の施設に自腹で通うメジャーリーガーは多いが、ブ軍の選手は全てキャンプ地で事足りるのだという。
実際、シーズン中は手術明けの選手がリハビリで使用したり、オフにフォームの矯正を図る投手が集まっている。今季、ワールドシリーズ進出に貢献したドールトン・バーショ外野手は昨季途中に右肩関節を手術し、前半戦は絶望視されながら、同施設で懸命なリハビリに務めたこともあり、4月下旬に早々と復帰した。
日本人選手、特に投手は程度の差こそあれ、移籍1年目に故障するケースが少なくない。今オフ、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す今井達也(27=西武)、岡本和真(29=巨人)、村上宗隆(25=ヤクルト)らは、フロリダまで足を延ばしてブ軍の施設を見学する価値はありそうだ。
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ところで岡本、村上、今井らは、メジャーからどのような評価を受けているのか。その契約規模はどれくらいが想定されているのか。米スカウトと専門家に「ガチ評価」を聞くと意外な答えが返ってきた。
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