ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強
今オフは先発を務めた外国人投手のアビラ(5勝)、ランバート(3勝)が揃って退団。先発強化は急務だ。新任の青木GMも重々承知だろう。
「通算76勝の東浜は35歳のベテランで今季年俸は1.5億円のBランク。決して安い買い物ではないものの、17年に16勝で最多勝を獲得した実績に加え、『肩、肘、体はどこも元気』と話しているように、まだ第一線でやれるという向きは少なくない。年間通して先発ローテを担えるかどうかはともかく、先発の軸がいないヤクルトであれば、十分に貢献できる力はあるとみています」(前出のOB)
ヤクルトは複数球団の競合の末に楽天入りが決まった前田健太の獲得に失敗。10億円の臨時収入を武器に、課題の先発強化を進めたいところだ。
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ところろで村上の契約は予想よりコンパクトにおさまったものの、ホワイトソックスの中では2番目の高給取りのため、当然、首脳陣の期待は大きい。ウラを返せば成績が伴わなければそれだけ風当たりも強くなるわけだが…。村上はいまどのような立場に置かれているのか。


















