巨人新助っ人ボビー・ダルベックに「ポスト岡本和真」の現実味 通算208本塁打の長距離砲
「好球必打というより、じっくり失投を待つタイプ。マイナー通算三振率は33.57%と高い一方、四球も多い。球種別の成績を見ると、特別な苦手はなく、穴が小さいタイプなので、日本向きかもしれない。今季在籍した3球団の中で、ブルワーズの3Aが最も多い61試合で、打率.266、出塁率.356、OPS.854の好成績。メジャーで結果を残した21年のヤンキース戦で、138メートルの特大弾を放つなど飛距離も出る。日本で化ける可能性は十分あります」
岡本は一塁と三塁でゴールデングラブ賞の受賞歴があるが、守備力はどうか。
今季メジャーでは一塁、三塁、遊撃を守り、マイナーでは三塁56試合、右翼31試合、一塁11試合にスタメン出場した。本職は一塁、三塁だが、「三塁より一塁の方が安定していて、守備範囲が広い。巨人では一塁でしょう。攻守のバランスが良く、岡本の穴を埋められるかもしれません」とは前出の友成氏だ。
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補強に目の色を変える巨人だが、先日はついに阿部監督が「育成放棄宣言」。ネット上では批判が吹き荒れ、選手のモチベーション維持を危惧する声まで噴出している。いったいいま、何が起きているのか。


















