「靭帯がブチッと…」森保J南野拓実がW杯出場絶望、最多出場&最多得点MFに代役不在の痛恨
「全治6~8カ月」は日常生活の範囲
「地元ファンからも愛されて<モナコの王様>と呼ばれている。その南野のストロングポイントは<シュートをゴールの枠にきっちり収める><相手DFの隙間=ギャップを突いてシュートチャンスを作り出す><2列目を自由に動きながら味方同士のコンビネーションを整える>です。これは森保ジャパンでも高評価されている。たとえば左サイドアタッカーの三笘薫のポジションにはFW中村敬斗が、右サイドアタッカーの伊藤のポジションは堂安が埋めてくれるが、南野の強みを代わりに果たしてくれる選手は見当たらないというのが現状です。今回の南野の戦線離脱は、森保ジャパンにとって大きな痛恨事となりました」(前出の関係者)
南野のアクシデントに「前十字靭帯断裂再建手術は全治6~8カ月」というデータを元に「ギリギリW杯に間に合う」という楽観論もある。しかし、これは一般人が日常生活を過不足なく送るのに要するまでの時間であり、トップレベルのサッカー選手がピッチを自在に走り回り、強度の高い対人プレーをこなすには「9~12カ月はかかる」というのが一般的である。
「南野はダッシュしている相手とボールの間に左足を踏ん張るように出し、相手の右足と絡み合うことで膝がねじれてしまい、前十字靭帯がブチっと切れた。外側、内側の靭帯や半月板も損傷しているはずなので全治1年といったところでしょう」(前出の関係者)
24年/25年シーズン開幕戦に名門バルセロナでプロデビューを果たした17歳の新鋭MFベルナルは、3試合目(24年8月27日)で左膝の前十字靭帯を断裂した。ケガを負ったシーンは南野とまったく同じ。実戦復帰は9月13日までずれ込み、戦列に復帰するのに「383日」を要している。
返す返すも南野の左膝前十字靭帯断裂、残念無念のひと言であるーー。
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ところで森保ジャパンと言えば、どうしてJリーグの得点ランクトップ選手でも、代表入りすることが叶わないのか。背景にある「森保監督の確固たるポリシー」とは何か。
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