巨人・阿部監督は孤立無援 原前監督「芸がなさすぎる」批判とオーナー異例の“心配”発言
山口寿一オーナーの発言も阿部監督のモヤモヤを増幅
「阿部監督からすれば『どの口が……』でしょうね。原監督は2次政権が始まった2006年にロッテから李承燁、07年のオフには、ヤクルトからラミレス、グライシンガー、横浜からクルーンを一挙に獲得。09年にもヤクルトからゴンザレスを獲得。4番を含む複数の中軸打者と複数のエース格の投手、さらにクローザーまで助っ人で固めた布陣で、07年から09年のリーグ3連覇につなげた。しかも全て日本の他球団から横滑りでの補強で、散々批判されましたから。実際、原監督の下でヘッドコーチも務めた阿部監督は、原前監督の影響を強く受けている。そんな恩師からダメ出しを食らったのだから、モヤモヤしているでしょう」
さらに山口寿一オーナーの発言も、阿部監督のモヤモヤを増幅させているのではないか。
昨年末、14年ぶりの日本一奪還を目指す今季へ向け、「心配なところもありますけど、こういう時にジャイアンツは必ず新しい力が伸びてきた。来年必ず若い、新しい力が上がってくると私は信じています」と職員に挨拶したからだ。
阿部監督はその前に「育てるって言っても、ジャイアンツの場合は勝たないといけない。育てると言ってたらたぶん最下位になる」と育成放棄とも取れる発言をして物議を醸した。山口オーナーの訓示は、これを真っ向否定するように聞こえるのだ。
巨人OBが話を引き取る。
「オーナーは原監督の時代から、公式コメントで『心配』のような後ろ向きのフレーズを使ったことがない。だから『オーナーどうしたんだろう』と報道陣がザワついたほど。『結果が出なければ、今年で終わり』と突きつけられたも同然です」
ますます孤立を深める阿部監督。契約最終年の26年も、苦しい年になりそうだ。
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ところで巨人がマエケン取りに失敗した原因は阿部監督にあるかもしれない。マエケンは巨人に仲のいい選手が多く、「内部情報が筒抜けだった」と言われている。では、阿部監督のどのような振る舞いがマイナスに働いたのか。チームに不協和音を広げた独善的な言動とは。
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