巨人が侵されたロートル偏重の「幻影病」 多くの若手投手から不満の声が出るのは時間の問題

公開日: 更新日:

「原前監督時代からの巨人の“病気”みたいなもの」

「実際、当時の原監督は『マー君、則本、美馬……。楽天の先発陣にやられたな』と漏らしていた。巨人はこの12年後に田中将、13年後に則本を引き入れたことになったわけですが、日本シリーズ6年後の19年オフには、FA宣言した美馬の獲得にも動いている(ロッテへ移籍)。たとえベテランであろうと、痛い目にあわされた好敵手を片っ端からかき集めるのは、原前監督時代からの巨人の“病気”みたいなものです」

 日本シリーズでの好走塁で奈落の底へ突き落とされた西武・片岡もそう。24年オフは日本シリーズで通算8連敗を食らったソフトバンクの正捕手・甲斐をFAで獲得した。

「同じリーグでは、巨人戦に強かった横浜の村田を補強したり、今オフ獲得に動いた前田健(現楽天)にしても、広島時代は『巨人キラー』で、阿部監督には痛い目にあった印象が強いのでしょう。といっても、それは広島時代の08年から15年の間。10年以上も前の話です」(同前)

 実際、則本は最近2年間は短いイニングでの救援登板のみ。昨季は抑えで打ち込まれ、敗戦処理に回った時期もあるだけに「35歳が2年もやっていない先発に戻れるの?」という懸念材料は横たわったままだ。

 巨人の開幕ローテ争いは「20人前後」が控える大激戦。それでも、則本や新助っ人3人は優先的に起用されるだろうし、ベテランの田中将も残留している。多くの若手投手から不満の声が出るのは時間の問題である。

  ◇  ◇  ◇

 そんな則本に対して、古巣楽天からは冷めた声が上がっているようだ。長年チームのために腕を振ってきた右腕の新たな門出を応援するのが道理というものだが、いったいなぜなのか。いま楽天で何が起きているのか。

関連記事【海外FA則本昂大に古巣から「なんだ結局、巨人か」のシラけた声】も必読だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外