巨人の命運と阿部監督の去就を左右する“楽天コンビ”田中将大&則本昂大の忠誠心

公開日: 更新日:

 久しぶりのタッグだ。

 楽天からFA移籍した巨人則本昂大(35)、1年前に巨人入りした田中将大(37)が29日、宮崎合同自主トレで、一緒に投球練習を行った。

 則本は2日連続でのブルペン入り。「懐かしい。田中さんの背中を見てこの世界でやってきたので、すごく光栄」と言えば、約40球を投げ込んだ田中将は「この時期にしっかり投げられてるっていう部分では、去年の現時点とは比べものにならないぐらい順調」と笑顔を見せた。

 2人は楽天時代にも同僚で、2013年には田中将が驚異の24勝無敗。新人だった則本も15勝(8敗)を挙げ、日本シリーズでは巨人を撃破。球団初の日本一に貢献している。

 あれから13年。さる球界関係者がこう言った。

「24年に0勝で楽天を自由契約になったマー君を、年俸1億6000万円プラス出来高払いという破格の条件で巨人に引き入れたのは、他ならぬ阿部監督です。『海外挑戦が第一』と海外FA権を行使してメジャー移籍を目指した則本も契約には至らず。24年に抑えに転向して32セーブで最多セーブを獲得したものの、昨季は中継ぎで敗戦処理に甘んじた時期もあった。それでも3年総額13億円というメジャー級の大型契約を結んでくれた巨人と阿部監督に恩義を感じている。このオフは若手有望株の捕手・山瀬が移籍を直訴したことが話題になったが、他にも今オフの大補強でシラけている若手は多いようです。そんな中、少なくても楽天から移籍したこの2人は、契約最終年を迎える阿部監督のために、必死で腕を振ることを約束しています」

 阿部監督にとって「忠誠」を誓ってくれる選手は、誰より心強い存在に違いない。この元楽天コンビが、自身の去就と巨人の命運を握っているかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    2026年夏の甲子園は「不作」を通り越して“凶作”…プロスカウトが指摘する異変の原因

  2. 2

    ヤンキースの「横浜・織田翔希獲得プラン」をスッパ抜く! キーマンに挙がる“日本人実業家”の名前

  3. 3

    夏の甲子園投手 プロ注目の4人をスカウト「ガチ評価」最注目の横浜・織田翔希には“意見”割れる

  4. 4

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  5. 5

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  1. 6

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  2. 7

    甲子園史上最速156キロ横浜・織田翔希にNPBスカウト早くも白旗 「直メジャー」なら契約金5億円も

  3. 8

    日本ハム清宮幸太郎は「代打打率.625」 スタメン落ちに文句タラタラでも新庄監督の思うツボ

  4. 9

    沖縄尚学・末吉良丞は「TJ手術見込み」でもドラフト指名されるのか…プロ入り断念、大学進学のウワサも噴出

  5. 10

    日本ハム新庄監督に「自分に甘く他人に厳しい」の特大ブーメラン! “お気持ち表明”も非難轟々

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  3. 3

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 4

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  5. 5

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  1. 6

    『ヘイ・ブルドッグ』ポールの見事なアドリブに感じるコーラスグループのすごみ

  2. 7

    有望高校球児の進路事情に異変! 青学大は「ドラフト指名と同等の価値」「明大より上」とプロスカウト

  3. 8

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  4. 9

    新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消

  5. 10

    東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道