侍JのWBC連覇に追い風 鈴木誠也が抱く大谷翔平への強烈ライバル心「せめて打撃だけは負けたくない」

公開日: 更新日:

 メジャー4年目の昨季は自己最多の32本塁打、103打点をマーク。1月の沖縄自主トレは、例年数人で行っていたものを「1人で自分のやることに集中したかった」とあえて単独トレを選択し、「昨季は初めてケガなくシーズンを過ごせたので、今季もケガなく1年間プレーすること。ポストシーズンでは悔しい思いをしたのでワールドチャンピオンを目指したい」と抱負を語っていたが、前出の球界関係者がこう言った。

「3月のWBCも心待ちにしています。なにせ、同い年で仲のいい大谷と国際大会に出場するのは初めて。WBCは故障でどちらかが辞退していて、2017年大会は鈴木、23年大会は大谷だけだった。鈴木にとっては大谷への強烈なライバル心が、原動力になっているのです」

 鈴木は21年オフにカブス入りする際、本紙にこう吐露したことがある。

「はっきり言って一番翔平を意識しています。メジャーに挑戦したいと思ったのも関係あるし、同い年の翔平がいるから頑張れる。彼は投手と打者の二刀流だから、せめて打撃だけは負けたくないというのはずっとあります」

 大谷は大リーグで本塁打王2度、MVP4度のスーパースターとなったが、鈴木も昨季は32発を放ってブレークした。

「昨年3月に東京ドームで行われたカブスとドジャースとの開幕戦は、爆発的な人気を誇る大谷を意識し過ぎて、大谷の引き立て役に回った。米国に戻る際、唇をかんでいましたから。今回は『大谷以上の活躍』が密かなモチベーションになっているかもしれませんが、侍ジャパンで大谷は味方。必要以上に力むことなく、相乗効果が期待できると、井端監督は打線の核として鈴木に期待しています」(NPB関係者)

 今回は米国などが、メジャートップクラスの投手陣を形成している。より打線が重要になるだけに、井端監督にとって鈴木の存在は心強い限りだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  2. 2

    佐々木麟太郎「スタンフォード大残留」ならどうなる? 選択次第では今秋ドラフトで争奪戦へ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「気持ち悪い」…クセバレに加え「直球の脆さ」「勝負弱さ」まで露呈

  4. 4

    ドジャース大谷の登板延期で“割を食う”佐々木朗希…中5日連発に指揮官「デメリットない」の欺瞞

  5. 5

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  1. 6

    中村晃は引退会見で「幼稚」と…長谷川勇也、松田宣浩、和田毅が呈していたソフトB若手への苦言

  2. 7

    日本ハム二軍施設なぜ移転? 鎌ヶ谷から恵庭へ…栗山英樹CBOの要求を呑んだ本当の理由

  3. 8

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し

  4. 9

    巨人・松本剛の完全復調を手助けした“兄貴分コーチ”の名前 ナイター前の午前中に秘かに打ち込み特訓

  5. 10

    ソフトB関係者を“メロつかせた”佐々木麟太郎の褒め殺し…「ウチで決まりと思っちゃう」のノロケ声も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ